リトルライフのネイチャーツアーでは、ガソリンストーブとアルコールストーブしか使いません。
先日も愛用のガソリンストーブ、MSRドラゴンフライをメンテナンスして、より一層愛着が湧いたのでブログに書いてみました。
ガソリンストーブがエコな理由
一般的にキャンプなどアウトドアでの調理では、ガスストーブを使用される方が圧倒的に多いと思います。
ホームセンターでも売っている丸い缶に入っている物だったり、一般家庭にもあるカセットボンベタイプだったり。
使い勝手も楽で便利ですから主流なのは理解できます。
しかし、私達のようなアウトドアガイドツアーを仕事として毎日ガス缶使っていたとしたら、とんでもない量の不燃ゴミが出てしまいます。
そんなガスストーブに比べてガソリンストーブは、ボトルに自分でガソリンを補充して使用する為、ゴミが出ません。
ガソリンは加計呂麻島のガソリンスタンドからガソリン専用タンクで買ってくるだけ。
地元のガソリンスタンドにもお金が落ちるしゴミも出ない、こんな良い事無いんです。
エコな理由は燃料ゴミだけじゃなくて、本体も修理しながら長く使えるからエコなんです。
MSRドラゴンフライを愛する理由
今まで幾つかのガソリンストーブ(マルチフューエルストーブ)を使ってきましたが、特にMSRのドラゴンフライを気に入っています。
一番の理由は、細かくパーツ交換が可能で、不具合を感じたら自分である程度分解できて掃除やメンテナンスが出来る点。
そして、ガソリンストーブとしては火力調整が繊細に出来る点。
現場で調子が悪くてもメンテナンスキットを持っていれば、ある程度リカバリーできてしまうのは安心につながります。
ドラゴンフライとの付き合いも10年以上になるので、自分の使い方でどこに不具合が起きやすくて、そこをどうメンテナンスすれば改善されるかも予測がつきやすいので関係が良好なんです。
しかも、その関係はよくなる一方で、5年前より確実にドラゴンフライのことを詳しくなっています。
そうすると、尚更このアウトドアストーブを愛するというループに入ります。
MSRがいつ発売したか詳しく知りませんが、長期に渡っていつまでも販売しているメーカーの姿勢にも感謝しかありません。
ガソリンストーブはジャジャ馬
ガソリンストーブを使う人が少数派なのは、そう簡単に扱える道具では無いじゃじゃ馬だからです。
燃料ボトルのポンピング、プレヒート、火力調整、
どれも必要な行為であり、不具合もあったり一筋縄にはいきません。
人によっては、「めんどくさい。」と言います。
でも、裏を返せば、アウトドアの面白い遊びは、ほとんど「面倒くさいことの集大成なのです。」
僕の頭の中では以下の様に変換されます。
めんどくさい事 → 面白い事
超めんどくさい事 → 超面白い事
超めんどくさいドラゴンフライ → 超素敵ドラゴンフライ
このドラゴンフライ、コンパクトでも軽い訳でもないから、自分の足で運ぶ登山とかウルトラライトな旅にも向きません。
デメリットをあげると、大き過ぎる音やらキリがないのですが、デメリットを味と変換すると、なかなか愛着が沸く道具なんですよ。
ボトルは別売りです。
自分が使いやすいサイズを選びます。
リトルライフでもドラゴンフライ販売しています。
なんと、MSR製品は加計呂麻島のリトルライフでも取り扱いしています。
こんなヘンテコリンなギアを取り扱っているは、おそらくカケロマでうちだけだと思います。
注文販売になるので、興味がある方はご一報下さい。
購入者には、オリジナル使い方マニュアルを伝授します。
カフェタイムはアルコールストーブ
ドラゴンフライは、強烈な爆音を唸らせます。
この猛獣の様なストーブは、癒しのカフェタイムをぶち壊してしまいます。
その為、カフェタイムにハーブティーを沸かしたりする際には、アルコールストーブを使います。
アルコールストーブの魅力は無音。
この静寂な火力が癒しの時間をサポートしてくれるのです。
リトルライフでは、トランギアのアルコールストーブを使用
trangia(トランギア) アルコールバーナー 【日本正規品】 TRB25さりげなく、ツアーのランチタイムに繰り広げられているアウトドアストーブ事情。
実は、こんなアウトドアギアを使っているのでした。
写真撮ってみて、改めてボロボロな事を確認。なんのメンテもしていなかったけど、磨いてあげよ。10年以上ヘビーユーズで使っている。
機能的には問題ない。